レポート
大阪市立自然史博物館での社会実装プロジェクト

市民のSDGs取組に向けた行動変容のためのミュージアム活用シナリオの創出
実施年度
2022〜2024年度
委託機関
国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST) 社会技術研究開発センター(RISTEX)
受託者
研究代表者 佐々木亨(北海道大学 大学院文学研究院)、協働実施者 佐久間大輔(大阪市立自然史博物館)、研究協力者 源由理子(明治大学 専門職大学院ガバナンス研究科)ほか
概要
ミュージアムにおいて市民に対してSDGsに関する理解と行動を進めるため、来館者向けワークショップのパッケージを大阪市立自然史博物館において構築することが、本プロジェクトの目的である。そのなかの重要な要素として、ワークショップを企画・運営するエデュケーター人材の育成がある。具体的にここでは、エデュケーターが来館者向けワークショップにおいて行うファシリテーションやその準備段階における認識や行動を可視化するためのワークショップを実施した。併せて、エデュケーター人材とミュージアムの変容を「プロセス評価」で、ワークショップ参加者の意識・行動変容過程を「インパクト評価」で明らかにする評価設定を提案した。なお、このパッケージは次の研究開発フェーズにおいて、ヨコ展開(他地域のミュージアムに適用)する予定である。


